院生備忘録

理系大学院生のライフハック

【高校生・学部生向け】研究室ってどんなとこ?

こんにちは、ブラック研究員さくのすけです。

 

自称進学校に通っていた高校生のころ、よく進路指導で、

「最先端ノ研究ガー」「難関大ハ国カラノ科研費ガー」と

耳にタコができるほど聞かされていたわけですが、

実際のところ、研究ってどんなことしてるの?ということで

あくまで僕の研究生活に基づいた

(地方旧帝大の)理系大学生・大学院生の研究の実態を

高校生、学部生向けの視点で書いていこうと思います。

 

そもそも「研究室」とは

研究室とは、「研究グループ」のことです。

例外はありますが、リーダーの教授が1人、

准教授や助教などのスタッフが数名、

学生が各学年2~10人くらいで構成されています。

教授の名前をとって、○○研と呼ぶことも多いです。

 

教授の研究分野を筆頭に、研究分野が似通った人たちの集まりで、

居室や実験装置、予算などあらゆるものを共有する集団です。

基本的に意思決定は教授のトップダウンであることが多いです。

研究室配属はだいたい学部4年から

大抵の大学では3年生まではほぼ座学、

その内容や知見を活かして4年生から「研究室」に配属されます。

3年生の終わりに希望とをることがほとんどで、

あぶれた時は成績だったりクジやじゃんけんだったりさまざまです。

実験か、理論か

僕の分野では、研究室はおおまかに

実際にモノを作ったり、それを調べたりする「実験系」と

理論や計算で研究をする「理論系」に分かれます。

僕の研究室は実験系です。だから実験系のこと以外はあまりわかりません。

ホントに「最先端の研究」してんの?

してます。実際教授が実験をすることってあまりなくて、

手を動かすのは下っ端の学生や助教

結果を教授に持ち寄ってミーティングして、

教授の持ってる知見をもとにまた新たな方針を立てて、という感じ。

研究室の成果はそれぞれの学生やスタッフが担っていて、

それを統括するのが教授、という感じ。

 

大抵は「研究室で代々引き継がれているテーマ」がいくつかあって、

新しく入った学生がそれを引き継ぎ、研究され、また引き継がれる。

 

だから、敷かれたレールの上で遊んでいるわけではないし、

かといって「自分の研究だ!」って何もかも自分でやってるわけでもないです。

研究費持ってるとやっぱりいいの?

んー、わりとうちはお金がある研究室ですが、あまり感じません。

研究費が潤沢だからって、別に自分の懐に入るわけでもないし、

不自由はしてないですが、あるものはあるし、ないものはない。

正直学生にはあまり関係のないところじゃないのかなー、というのが実感です。

 

どちらかというと、研究費を「持っていること」より

研究費を「もらえている」優秀な教授の下で研究できることの方が

価値があるように思います。

やっぱり優秀な学者ってすごいですよ、頭のキレが。

研究室って忙しいよね?

これに関してはほんとにピンキリです。研究室単位で。

週7で朝から終電まで皆いるようなところから、週に2~3日しか来ないような人ばっかのところまで様々。

 

化学・生物系はコアタイム(何時から何時までは必ずいてね、の時間)があるところが多い印象があります。物理系はわりとフリー。

物理系は高額な装置を皆で使いまわすところが多いので、そういう都合で人が来る時間がばらける傾向があるかもしれません。

 

計算系はそもそも学校に来なくても作業できることが多いので、全然みんな来ない、緩い研究室が多い印象はあります。

そもそも毎日何してんの?

午前中来て、実験したり、解析したり、

おしゃべりしたり、ネットサーフィンしたり、

ほかのグループの論文で情報収集したり、寝たり。

どちらかというと「研究してる!」ってよりも

「やらなきゃいけない業務を毎日こなしてる」感じかも。

今日の備忘録

思いついたことを取り留めもなく書いたので、雑然としてますね。

また思いついたら適当に書き足します。